人気歌謡のサノク初体験感想文
SHINeeがカムバを迎えたので、サノクというものへ行ってきた。（正確には事後収録なので“サフ”と言うらしい。）
詳しいサノクについての諸々は以下の記事で書いてます。この記事は感想文です。
とても興味深い経験だった。
前々から、職場やツイッターなどのオタク友達をはじめとしたいろいろな人から少しずつ【韓国アイドルのカムバを観に行く】話を聞いたりしていたのだが、イメージが漠然としたままで理解が出来ていなかった。そもそも、自分は全然理解が出来ていないな？！とわかるまでまでも大分かかった。具体的に言うと、サノクへ行こう！と本気で調べ出した渡韓する２日前（渡韓する日程は決めていたのでエアは取っていた）から、実際にサノクへ並ぶ当日の渡韓2日目までかかった。丸４日間。日がなカチカチとネットで調べたり、経験者とLINEやDMでやり取りをしながら教えてもらっていた。にも関わらず丸４日……。全体把握が出来ていないとどんだけ教えてもらっても頭からス～…っと抜けて行ってしまう……勉強と丸っきり同じだった。少し把握出来るようになってからようやく「あれ？！○○さんはこの間あのことについて言ってくれていたんだな？！」ということに気付き、みんな色々教えてくれていたのに…馬鹿でごめん…と自責の念にかられたりもした。
そんな状態だったので当然丸腰で何の準備もなく、色々遅すぎたな……と若干の諦めの気持ちでいた。しかし、その過程も全てツイートしていた為に、こいつ何っもわかってなくてやばくね？？という心配を煽ったようで、親切に声をかえて下さる方が登場した。この方を救世主さんと呼ぶ。彼女からの情報により『ファンカード』というものが重要であることがわかった。これは“行けばもらえる”且つ“次回以降強い”ものらしかったので、目標を【とりあえずファンカードをゲットする】に切り替えた。そして、救世主さんは韓国在住らしく、「明日ミョンダンの番号もらう為にテレビ局行きますけど一緒にきます？」と誘ってくれたのだった。私は乗るしかないぜこの救世主ウェーブに！！！！と思いながら「後学のためにぜひご一緒させて下さい。午後何時くらいですか？」と返した。先程DMのやり取りを読み返して、なにこの冷静なテンション？と自分でうけてしまった……集合は翌日の午後2時だった。
丸腰というのはCDも何も持っていない、という状態のことを指す。CDはサイン会用に何十枚も買ってあったが手元に届いてなかった。くそ～～何十枚も所持してるはずなのにまた買うって……と微妙に悔しかったのだが、今現物が必要となれば買うしかなかったので宿からいちばん近いCDショップで１枚購入した。その後、救世主さんと弘大入口駅ホームで待ち合わせた。
ツイッターでもういっそ妖怪と名乗っているので、「あの、妖怪さん…」と声をかけられた。妖怪は嬉々として救世主と遭逢した。
そこからサノクシステムについて色々なことを聞きつつ、『人気歌謡』を放送しているテレビ局『SBS』を目指し加陽駅へ向かった。
弘大入口から２号線で堂山まで行き、９号線に乗り換える。そこから各停で９駅で加陽に着いた。堂山までに川を越えるのだが、川っていいなあと思う。
弘大入口駅から加陽駅までは30分くらいで着く。SBSは加陽駅10番出口から徒歩5分程にある。
道中、救世主さんは理解力に乏しい私に優しく教えてくれて、後で紙にまとめしょうねと言って下さった。（神…？）そして、トイレは深夜１時くらいまでならここがいい、トイレットペーパーがなくなってるトイレが多々あるからトイレットペーパーは持参してくるといい、など実用性しかない情報を教えて下さり大変感謝した。トイレットペーパーを持参……経験からくる知見や…と密かに感動していた😂ちなみにここの太字がこの記事内で最も実のある情報です。
そしてSBS！
そして、今夜みんなが並ぶ場所…！
私は韓国のケータイをレンタルしていなかった為、SMSを送ることはなかったが、救世主さんが送るのを横で見ながら、記念に撮ってみた。この貼り紙がそんなに大事だとは……妙にアナログでおもしろいし、この子も貼り紙冥利につきるね、、
その後お昼を食べながら、
聞いた話を紙にまとめた。
（ちなブログ記事ってこれな SHINeeのサノクへ未経験者でも行きたい）
そこで、増々、えーーーーしんど(笑)(笑)(笑)となったのだった。何回の手順を潜り抜けなきゃいけない訳…？ファンのガッツと熱気頼りな方法だな～～～と震えた。震えながら、ではまた…夜に…！と午後５時頃に解散した。
午後11時、再び加陽駅SBS前へ。
私はミョンダンは関係なかった為、一般列を探した。救世主さんが「一般列は門に向かって右らしいですよ」と連絡をくれていたので（神……？）そこらにいる人にミョンダンがない人はどこですか？と聞いただけですぐにわかった。
少しここに並んでいたら通し番号を書かれた。
列がミョンダン列をくっつき、ランクチェックを受け、また番号を書かれた。
この時、SMサポーターズがランクごとに人数を控える。
そして、ミョンダン！
私のいた後列はさほど緊張感はなくゆるかった。入れないことは確定だったので、ファンカードはいつ配られるかな～くらいな気楽さだった。
ランク別の整列後。
この間、日本語を少し話せるチェさんが話かけてくれたから、少しお話した。チェさんは仁川が実家でソウルにお姉さんがいて日本人と結婚してるお姉さんもいるって言っていた。スケボーを持っていてスケボーに座ったりしていた……固くなあい？
自分の並んでる付近の人と顔見知っておくことは、語学力に自信のない人はやっておいて損はないと思う。後々助けてもらえたり、わからないことを聞けたりするので。
その後、SMサポーターズのお姉さんがファンカードを配布。
S5のみんなの目的はファンカードをもらうことなので、皆まだかまだかと待ち構えていた。チェさんとお友達ふたりに、そういや申請書書いた？と言われ、教えてもらって書いて来たよ！と見せたら、じっくりと個人情報を見られた。笑
もらえたら、解散。ラジオカード方式なので今日の日付を記入されるまで待ってる人もいた。この日の午後1時半（大体12時間後）に再集合。今と同じ番号で事後収録があると言われていた。
この時、25時半。終電はない。S1だったが20人くらい前で切られてしまった救世主さんとタクシーで弘大まで帰った。いくらだったかな…2500円らくいで帰れた気がする……
次の日の午後１時半。私は焦っていた。弘大の通りを散歩して何か食べ物を食べようなんて思っていたら電車に乗り遅れ、加陽駅に１時28分に到着する電車になってしまったからだ。
駅からダッシュし、SBSに向かった。私と同様にダッシュしている遅刻オタクがいたのが少し心強かった……。若い女の子がゾロゾロと駅に向かってきて、？！何？シャヲル？！！と一瞬パニックだったが、これはきっと前のグループが終わった入れ替わりというやつだ！！と救世主さんからの事前情報のおかげで冷静になれた。
汗ダラダラになりながら、昨日のチェさんのお友達ふたりを見かけたので、そこに猛突進した。「まだ？！これから？！」と聞いて、彼女らは日本語が話せないのだが、とりあえず気合いで通じて、「ここにいれば大丈夫これからだから」と教えてくれた。取り急ぎ整列し、待った。来れてない人も多数いるものの、前から定員人数まで数えたら確実に入れない位置だった。チェさんは来れなかったようだ…残念。色々予定があるよね。
しばらく待っていたら、キャアッと大きな歓声がした。その10秒後みんながキャッキャと喜び始め、今いるシャヲル全員入れることがわかった。やった～～～～よかった～よかったよ～～～！！！！！と激しく興奮した。入れない前提の気持ちに寄っていたので安堵というより興奮だった。
並んでる間、救世主さんが終始SMサポーターズが大きい声を出しているアナウンスを「～～と言っていますね」と連絡をくれていた（神……？）ことで、どうやら他のファンとシャヲル列の先頭の人がジャンケンをし、シャヲルが勝った（1回目の歓声はこの時らしかった）ことによりシャヲルが多く入れる権利を得て全員入れた、ということがわかった。この時の先頭のシャヲル、ほんとにありがとう！！！！！
長くなったので、1回ここで切る。時間を整理するとこういうことになる。
1回のサノクを観る為に、最低でも2回（貼り紙撮影・1回目サノク）ここに来なきゃならず、私のような丸腰の人間は3回（貼り紙撮影・1回目サノクでファンカードをもらう・事後収録）来ても観れない可能性が多分にある！厳しい！
やっと観覧出来る〜！！！な続き
