桑沢2018・卒展へ行った。
この前、平成29年度卒業生作品展『桑沢2018』へ行った。桑沢デザイン研究所の卒展だ。
(現在5月。開催期間2018年2月23~25日だったので3ヶ月前の話になります。)
デザイン専攻科に通う友達から、卒業制作がいくつか選ばれ展示されるのでよかったら来ない?とお誘いいただいたので行ってみた。自分の母校も卒業制作展がある学校で、私は論文で終わらせてしまったが、当時卒展に行けば友達や先輩の作品もたくさんあったのだと思う。在学中なんとな~くめんどくさくて行かないままに終わったので初めての卒展だった。
渋谷区にある桑沢は、8階建てのビルが校舎だ。いちばん上の8階にビジュアルデザイン専攻科の作品があり、上から回って行った。
写真撮影が可だったので、とりあえず写真を撮って、あとで検索をしよう!と思っていて、あいふぉんで適当に撮っていた。ら!なんと、家に帰ってから検索しても、出てこない……!自サイトはないにしても、タンブラーでもピンタレストでもインスタグラムでもツイッターでもやっとけよ!作品あげとけよう!!と泣いた。きっとやってるんだろうけど、ここに書いてある名前で検索しても出てこないから見つけられない。本名だから?学校の課題?作品?は大したことないから?寂しい 見つけられた人にはリンク貼っときます。私のような検索・リンク・検索・検索でストーカーする存在もいるのでクリエーターさんはWEB上のどっかに何かひとつフックを作っといて欲しいなぁ
以下、好きだったもの。
■ビジュアルデザイン
既存のアイテムのポスターを作る課題から選抜された作品
中沢朋 『Perfect Whip』
はてなブログ(の思ったこと)もやってる〜絵を描けるっていいわね。
関谷里奈 『カマボコ』
奥沢舞 『ポッカレモン』
水河広海 『ポストイット』
ちなににこの『KDA』というロゴは、架空の『桑沢デザインアワード』に出品するとしたら、という想定での制作なので、ロゴを作品の中に入れ、そのロゴも自分で考える ということらしい。この縛りも制作の一環とのこと。
宮下恵梨子 『バラン』
溝口功将 『HEARTLAND』
岩松柏 『Aoyama Flower Market』
特にこれが好きだ。この紙袋欲しい。お花を買って、この紙袋がついてきたらアガるし持って歩きたい。
■パッケージデザイン
古賀麻利子 『ゲイシャ・ガールをテーマにした化粧品コレクション「unegeisha」』
松谷知紗 『ルームフレグランスのブランド「ウチきていいよ。」』
半田遊太 『妖怪土産のお店「妖怪の目」』
■アドバタイジング
佐野さくら 『【私の好きなTOKYO】キャンペーン広告』
私も映画館で映画を観ることが好きで、もう始発が動いてから帰るぞ~って決めた時、じゃあどうしようかな~って考えた時、映画という選択肢がある贅沢を贅沢と感じるひとりなのでとてもよくわかる。
輪島市と課題を解決する企画・プロジェクト
お客さんやファンを直接取り込む為ものでなくても、まず企画を通す・営業相手に話すというシーンであってもデザインというのは大きな役割を果たすということを、ペーペーながらに社会人になってから実感することが多いので、勉強になるな~と思った。
■昼間部
ここからは夜間部ではなく、高校を卒業してから3年間通い卒業した学生の作品だ。(ゼミ別だったけど覚えてないのでまぜこぜ)
Chou I (周 易/シュウイ) 『迎春フォント』
美しいフォント。たまらなく好き……
高岡さとみ 『目で聴く日本のオノマトペ』
文字型のクリアプラスティックってときめくなあと思った。デザインを学ぶ学生の作品らしくて良い。
吉岡陽子 『k』
好きだ、というより、絶対このこKPOPに推しがいるだろうな~とか、韓国カルチャーが好きなんだろうな~と思った。
桑沢の卒展行ったら、絶対kpないし韓国カルチャー好きですよね?というイラストを描く方がいた。 pic.twitter.com/ryaw8koEGF
— もういっそ妖怪🌖 (@nandemokey) 2018年2月25日
西川真帆 『six sense』
彼女にも韓国のアートシーンの影響を感じた。(※私の勝手な憶測です。ちげーし(怒)ってなったらごめんなさい)
他に、装丁デザインやWEBデザインを見た。特に装丁デザインは、実際の規格に沿う必要がない作品としての装丁なので、オリジナリティ溢れるおもしろくて美しい作品がたくさんあった。たくさんがあったがゆえに撮り忘れた。
主に夜間部の作品を見ていたのだが、とっても楽しかった。卒展っておもしろいんだな!さっき引用したkpop好きそうというツイートをしたところ、ネットのお友達が在学生だったことが発覚したりしたので来年も行きたいと思う。自分の時も行けばよかったな~
おわり。